The Wicker Man     『ウィッカーマン』

The Wicker Man
監督: Robin Hardy
脚本: Anthony Shaffer
年度: 1973年
時間: 88分 (Theatrical Ver.)
時間: 100分 (Extended Ver.)
画面: ワイドスクリーン
音声: 英語
字幕: Closed Caption
備考: リージョンコード 1, アメリカ盤

《 ストーリー 》

少女行方不明事件の調査依頼の手紙を受け取った Scotland 警察の Howie 巡査部長 (Edward Woodward) は水上飛行機を操縦し、 一人で Summerisle という小さな島に向かう。 ところが、島に着いてみると、そんな手紙を出した者もおらず、元々その行方不明とされる少女 Rowan Morrison も存在しないと言う。 まるでキツネにつままれたような話だが、Howie はこの島の実態にさらに驚かされる。 酒場では皆で卑猥な歌を合唱し、路上でSEXする者たちも数知れず、小学校では露骨な性教育が行われ、 全裸で踊っている少女たちの姿も・・・教会の説教師でもある Howie には信じられない光景だった。 そして、宿屋の娘 Willow (Britt Ekland) の誘惑に心を乱される。とんでもない堕落した島にやってきてしまった。 一刻も早く本土に戻りたいと思いながらも職務を遂行する Howie だった。 そして、学校の生徒名簿に Rowan の名を見つけ、やはり島の住民が嘘をついていたと気づく。 調査を進めるうち、Rowan の墓を発見。すでに何者かに殺害されていたのか? 島の主 Summerisle 卿 (Christopher Lee) の許可を得て、再び墓に戻り棺を開けてみたが、中に入っていたのはウサギの死体だった。 ひょっとしたら、Rowan はまだ生きているのではないか、そして明日行われるという収穫祈願祭の生贄にされるのでは? Howie は仮面を被り祭りに紛れ込むのだが・・・

《 解説&感想 》

全裸美女集団の舞い カルト作品として有名ですが、今回このDVDで初めて観ました。 暗い雰囲気の邪教集団ものだろうと思っていたら、けっこー明るいバカ&エロ・スリラーで、 ちょっとマジメな 『2000人の狂人 (Two Thousand Maniacs!)』 って感じもする。 ん〜、何とも言えない妙な味のある作品ですね。 Christopher Lee の女装?もかなりインパクトあります。 Theatrical Version と Extended Version の2枚組特製木箱入りの限定版(写真 上)と、 Theatrical Version のみの通常版の2種類が発売されています。 Extended Version には Howie が島に来るまでの経過や、 島の若者が Willow の夜這いに来るシーンなどが追加されています。 限定版は5万個生産なので欲しい人はお早めに。

《 特  典 》
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