Long Island Cannibal Massacre

Long Island Cannibal Massacre
監督: Nathan Schiff
年度: 1980年
時間: 92分
画面: スタンダード
音声: 英語
字幕: なし
備考: リージョンコードALL, NTSC
備考: アメリカ盤

《 ストーリー 》

原っぱで日光浴している女子学生に忍び寄る覆面男。 女を殴り気絶させると、生きたまま芝刈り機で身体を粉砕する。 覆面男は人間ミンチをビニール袋に詰めお持ち帰りするのだった・・・。 海岸を散歩していた James (John Smihula) は砂に埋もれた腐乱死体を発見。 するとそこに Jack (Fred Borges) という男が現れ、警察に通報しようと言う James に、 ここはプライベート・ビーチなので面倒を起こされるのは困ると言い口止め料を渡す。 James が去ると、Jack は車を走らせどこかの空き地に向かう。 そこには覆面男とバイカーが待っていた。二人は Jack の車に大量のビニール袋を運び込む。 Jack がこの二人の殺し屋を雇い人肉を集めているのだった。 人肉しか食べない父親(毒々モンスター風)に与えるために・・・。 一方、James は警察署を訪れる・・・というか帰ってくる。そう、James は刑事だったのです。 (『Weasels Rip My Flesh』 参照) Jack を泳がせるため、わざと刑事とは名乗らなかったのだ。 上司に報告したのち海岸に戻るが、すでに死体はなくなっていた。 二人の殺し屋による殺人に食人親父自身による殺人も加わり、行方不明者が続出。 警察も本腰を入れて捜査を開始する。 血まみれの生活に嫌気がさした Jack は全てを終わらせようと決意する。 殺し屋二人と親父を殺せば自由になれると。 そうとは知らず、いつもの集合場所に向かうバイカーだったが、James に職務質問され抵抗したため殺されてしまう。 集合場所にやってきた覆面男は、今まで遅刻した事のないバイカーが来てないのを不審がる。 Jack を残し、一人で探しに出かけた覆面男はバイカーの死体を発見する。 その頃、Jack は警官に逮捕されていた。 だが手錠をかけられる寸前、戻ってきた覆面男が警官を殺害。 助かったと安心した Jack だったが、覆面男に「相棒を殺したのはオマエだろ!」と襲われる。 そして、もみ合ううち覆面男のマスクが外れる。初めてその素顔を見た Jack は驚いた。 なぜなら・・・
【最後まで知りたいというヒマな人は反転させて下さい】 その正体は James 刑事だったのだ。 James 刑事は子供の頃、姉が父親に殺されるのを見てイカレてしまっていたのです。 頭を銃で撃ち抜かれても死なない James 刑事だが、ナイフで全身メッタ刺しにされようやく動きをとめる。 Jack は残る一人、食人親父の元へと向かう。 しかし、この親父も何発ライフルを撃ち込んでも死なない。チェーンソーを始動し親父に迫る Jack。 しかし、そこに死んだはずの James 刑事が現れ Jack の足を噛みちぎる。 立てなくなった Jack は逆に親父にチェーンソーでバラバラにされてしまう。 息子の死体を見下ろす親父の周りに幼い少女が数人集まってきた。 食人親父が女性を襲った結果、産まれた子供たちであった。 そして、Jack は腹違いの妹たちに跡形もなく食べられてしまいましたとさ。 【完】

《 解  説 》

Weasels Rip My Flesh』 は小学生レベルの作品でしたが、 この作品は中学生レベルになってます。スゴイ! 偉い! ちゃんと成長してるよ(笑。 チェーンソーで切られるシーンで顔の表情とか迫真の演技だなと思ったら、 予算もないのでダミーの刃も使えず、切る部分に七面鳥の肉を貼り付けてその上から切ってたそうです。 ちょっとでも手元が狂えばホントに自分の身が切れちゃうわけで・・・そりゃ本物の恐怖の表情でますわな。

《 特  典 》
[2004.03.30]

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