Ghosts of Mars     『ゴースト・オブ・マーズ』

Ghosts of Mars
監督: John Carpenter
年度: 2001年
時間: 98分
画面: ワイドスクリーン/スタンダード
音声: 英語
字幕: 英語/フランス語
備考: リージョンコード 1, アメリカ盤

《 ストーリー 》

西暦2176年、すでに人類は火星を植民地化し64万人もが移住していた。 火星では銃の所有は警察官に限られるなど犯罪対策が施されてはいたが、 やはり凶悪な犯罪者も存在していた。 悪名高い "Desolation" Williams (Ice Cube) もその一人。 Williams を裁判に出廷させるため、首都 Chryse までの護送任務を命じられた火星警察の Braddock (Pam Grier) は、 部下の Melanie (Natasha Henstridge)、Jericho (Jason Statham)、 Bashira (Clea DuVall)、Descanso (Liam Waite) と刑務所のある町 Shining Canyon に向かう。 しかし、町に着いてみると、住民たちはみな殺されており、 堅牢な刑務所内にいた Williams ら犯罪者だけが生き残っていた。 町で何が起こったのか問い詰めるが、誰も状況が解らない。 だが、犯罪者たちに紛れて牢に入っていた科学者 Whitlock (Joanna Cassidy) が口を開く。 町外れの鉱山で見つかった遺跡を調査中、現れた「何か」が鉱山労働者たちに取り憑き、 住民たちを殺し始めたと言う。それで、逃げてきたのだと。 「この非常事態に警官も犯罪者も関係ない、皆で力を合せないと町から脱出できない。」と、 両者はしぶしぶ共闘する事になる。 そして襲撃者と戦う中、Melanie は「何か」の正体が火星先住民の亡霊であること、 彼らは侵略者(=地球人)を皆殺しするまで殺戮を止めないことを知る。 一人また一人と仲間が殺られる中、Melanie や Williams ら数人だけが脱出する事に成功。 でも、このまま逃げてしまっただけでは、いずれは首都も襲われてしまう。 Melanie たちは意を決し、亡霊たちの待ち受ける死の町に引き返すだった・・・

《 解説&感想 》

ぶっちゃけて言うと、同監督の 『要塞警察 (Assault on Precinct 13)』 の火星バージョンって感じ。 ひょっとして、SFアクション大作なのかと思いましたが、セットや特撮などちょっとチープ感が漂う、 いつも通りのB級作品だったので逆に安心しました。 どうやら、火星先住民たちは首チョンパするのが好きらしく、ホント気持ちいいくらいスパッと首が飛びます。 ま、この首チョンパのせいで日本公開が延び延びになってるらしいですが・・・。 音楽はこれまたいつも通り監督自身の作曲。演奏は炭疽菌 (Anthrax) 事件で改名騒ぎも起きた Anthrax。

《 特  典 》
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