Shaolin Dolemite

Shaolin Dolemite
監督: Robert Tai (Chang Cheh)
年度: 1999年
時間: 110分
画面: スタンダード
音声: 英語
字幕: なし
特典: 予告編 など
備考: リージョンコード 1, アメリカ盤

《 ストーリー 》

Dolemite 派の僧侶 Ru-Dee (Rudy Ray Moore) は、 悪漢 Twopac (Eugene Thomas) を見つけ出し鉄槌を下すため中国奥地を旅するうち少林寺に辿り着き、 しばらく滞在する事となった。 一方、少林寺の奥義を習得しようと日本からやって来た Sanada (Alexander Lo) は、道中で忍者軍団に襲われる。 その忍者軍団に度々襲撃を受けていた少林寺は、 外国人である Sanada にも特別に弟子入りを認め、老師 White (Robert Tai) の元で修行をさせる。 その頃、忍者軍団は Twopac と手を組み少林寺への攻撃を企てていた。 ヴードゥーの妖術をも使う Twopac は今や無敵の存在となっていた。 片や Twopac に滅ぼされた一族の末裔や、流れ者の剣士などが少林寺側に加勢する。 そして、Twopac & 忍者軍団 vs. 少林寺の決戦の火蓋は切って落された・・・

《 解説&感想 》

えーと、主演のはずの Rudy Ray Moore (ジャケット写真中央のハデなシャツのおっさん)ですが、 実は全出演者の中で一番出番が少ないです。 格闘シーンの合間にチラッと映って 「殺っちまえ!」 とか言ってるだけ。 関係無い映画に自分の出てるシーンを撮り足して、勝手に主演と名乗ってるよーな気がします(笑) 『Dolemite』 等の主演作品で1970年代にはブイブイ言わせていたそうで、元祖ラッパー "The Godfather of Rap" としても崇められているスゴい人?らしいのですが。む〜、なんか怪しい親父です。 『黒いジャガー (Shaft)』 リメイクに刺激を受けて、『Dolemite 2000』 って作品を撮ったとか撮らなかったとか?(どっちだ!) ま、Rudy の事は置いといて・・・と、ちょっとおバカなカンフー映画として、まあまあ楽しめました。 手裏剣を使いきって困った くノ一(女忍者)が乳見せ、乳ビンタ → 女っ気ゼロの少林寺僧タジタジとか。 監督の Robert Tai (Chang Cheh) は割と有名な人らしく、 一説には今や全映画界で流行(笑)のワイヤーアクションを最初に考案したとかって話も。 ええ者の役で出ている Toby Russell という兄ちゃんは、あの Ken Russell 監督の息子だそうです。
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