2008年2月 6日

Terminator: The Sarah Connor Chronicles #1.04 - Heavy Metal

ターミネーター: サラ・コナー クロニクルズ』 シーズン1 第4話 「ヘヴィメタル」

キャメロンが突然クロマティーが生きてこの時代に来ていると言い出した。破壊したはずだとサラとジョンが反論すると、キャメロンは二人に証拠を見せる。それはサラたちがこの時代に現れた瞬間を目撃者に撮影されニュースで流された映像で、解析してみると確かに金属製の頭蓋骨が写っていた。さらにキャメロンはコルタンという金属が明日ロサンゼルス港に到着するという情報も手に入れていた。そしてコルタンとは自分たちの骨格を作るための合金で、クロマティーはそれを使って失った骨格を再生するつもりだろうと説明する。すぐここから逃げて新しい隠れ家を探そうと言うサラだったが、ジョンは逃げ隠れするのはもう嫌だと反対し、クロマティーを返り討ちにするべきだと言う...。

翌日、港に潜入すると数人の男たちが荷揚げされたコルタンをどこかに運び出そうとしていた。その中の一人はターミネーターだったが、骨格の大きさが違うためクロマティーでは無いとキャメロンは言う。自分たちの標的はあくまでもクロマティーであり、未知のターミネーターに危険を冒してまでわざわざ関わる必要は無い。サラがそう言って引き返そうとするが、ジョンはそれに従わずコルタンを積んだトラックの荷台に飛び乗った。自分のケータイを忍ばせて発信機の代わりにするつもりだったが、脱出するチャンスを失ったままトラックは発進してしまう。

どこかの倉庫に到着してトラックが止まった。ジョンが隠れて様子を見ていると、ターミネーターは運搬を手伝っていた人間を皆殺し。そしてブ厚いドアを閉めると、倉庫の中で仁王立ちになったままピクリとも動かなくなった。追跡したサラとキャメロンは倉庫の前に着くが、それは核攻撃にも耐える防護扉で外から開けることはできない。ジョンからの電話で倉庫内の様子を聞いたキャメロンは、ターミネーターが動かないのはスリープ状態になっているからだと教える。その体に触れない限り目覚めることは無いと。ターミネーターの首に防護扉のキーがかかっているのを見たジョンは、それを外そうとそっと手を伸ばす...。

その頃、人工皮膚に覆われ人間らしくなったクロマティーだが、顔は未完成のまま。整形外科に侵入したクロマティーは患者のファイルから適当な顔を選び、今すぐ手術しろと医師に迫った...。整形外科医の殺人事件を調べていたエリソン捜査官は監視カメラに写った顔からラズロという患者が怪しいとにらみ、ラズロを連行すると血液を採取して検査に回す。それが例の「赤血球の無い血」ではないかと期待するエリソンだったが...。

釈放されたラズロは自宅に戻るが、そこに自分と瓜二つの男が現れ...。まだ無罪だとは信じていないエリソンは、様子を見るためラズロの自宅を訪ねるが、まさかロボットに入れ替わっているなどとは知る由も無かった...。

* * *

コルタンというのは実在する鉱石で、劇中では棒状の金属に加工されていましたが、実際はこんなものらしいです。興味のある方は Wikipedia で。

元クロマティーだったターミネーターの新しい姿ラズロを演じているのは、『4400 未知からの生還者』のマシュー役などのギャレット・ディラハント。

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ターミネーター : サラ・コナー クロニクルズ 〈ファースト・シーズン〉 コレクターズ・ボックス [DVD]
3~9話収録