2008年2月10日

Jericho #1.18 - A.K.A.

ジェリコ 閉ざされた街』 シーズン1 第18話 「身分証の謎」

各地に核爆弾を設置したテロリストはFBI捜査官を装っていた。ラジオから流れたその情報を耳にした保安官助手ジミーは、不安になってジェイクに相談する。以前ホーキンズを調べた時、自分がFBIの身分証を見つけた。そしてホーキンズはFBIの潜入捜査官であると明かし、それを知っているのはグレイと自分だけだったのだと。ホーキンズの留守宅に侵入したジェイクとジミーは、地下室で他にも様々な偽造の身分証を発見。そのまま家に潜伏していたジェイクは、帰宅したホーキンズに銃を突きつける...。

ホーキンズをイスに拘束したジェイクは、銃を向けて尋問を始める。やがてホーキンズは自分はCIAの潜入捜査官だと話し出す...。かつてのソ連崩壊により数多くの核弾頭が破棄されることとなった。だがその中の25基が輸送中に行方不明となり、それがアメリカ国内でのテロに使われるらしいと分かった。その時すでにCIAを辞め普通の生活に戻っていたホーキンズだったが、元同僚のヴィクター(#1.04 参照)が現れ、ある作戦に参加を求められたのだと。

その作戦とはテロ組織に仲間として入り込み、潜入捜査を行うことだった。そのため家庭を捨て、パートナーのサラと一緒に暮らすことに。そして数年がかりで組織からの信頼を得て、ようやく潜入に成功した。だがある日、ホーキンズは突然FBIに逮捕されてしまう。CIAの手回しによりすぐ釈放されたホーキンズは、逮捕されたのを気づかれぬまま組織に戻ることに。しかし、組織内にはホーキンズを潜入捜査官と知らずにFBIに売った密告者がいる。このまま戻れば、なぜ簡単に釈放されたのかと密告者に怪しまれてしまう。仲間の前でそいつを密告者だと明かして殺せば、口封じも出来るし、仲間からさらに信頼を得ることが出来るはず...。

だが、それがホーキンズの失敗だった。FBIと通じている裏切者がいたと知り、組織は急遽テロの決行を繰り上げた。まだどこでテロを行うかをほとんど知らないまま、自分もオハイオ州コロンバスに核爆弾を仕掛けるよう出発させられてしまったホーキンズは、同時に出発した他のトラック数台のナンバーをCIAに知らせた。そのおかげでニューヨークのテロは未然に防げたが...。

話を聞き終えても、それが本当かどうか判断に苦しむジェイク。ちょうどそこに様子を見に来たジミーに気を取られた隙に、ジェイクはホーキンズに銃を奪われ立場が逆転してしまう...。

* * *

タイトルの「A.K.A.」とは英語の略語で「As Known As」のこと。

ジェリコ コンプリートBOX [DVD]
ジェリコ コンプリートBOX [DVD]