Jericho #1.13 - Black Jack
『ジェリコ 閉ざされた街』 シーズン1 第13話 「ブラックジャック」
発電機のおかげで電気は使えるようになったものの、それを動かすための燃料は底をつきかけていた。風力発電をするための風車を作ればいいと提案するヘザーだが、そのための部品も無い。ロジャーからジェリコに来る途中でブラックジャックと呼ばれる物々交換所があったと聞かされたグレイ町長は、そこで部品を手に入れてくるようジェイクに頼む。ヘザーとデイル、そして父ジョンストンと共にブラックジャックに着いたジェイクは、そこにあった地図を見て驚きを隠せなかった。アメリカ合衆国は6つに分断されており、何人もが勝手に自分が大統領だと名乗っているらしい...。
再会したサラとホーキンズは最初こそお互いを疑い対立するが、やがて裏切者は自分たちが "親父" と呼ぶ人物ではないかとの結論に至る。ホーキンズはサラを仕事仲間だと言って家に連れ帰るが、妻ダーシーは二人の関係を見抜いていた。"親父" に直接会って真相を正そうと考えたホーキンズがサラと一緒にしばらく家を離れると告げると、妻子はまた家庭を捨てる気ではないかと誤解してしまう。
運よく風車の部品を見つけたジェイクたちだが交渉は決裂。追い返される寸前、デイルは部品をそっと自分のバッグに忍ばせた。それを知ったジェイクはすぐに部品を返しに行こうと焦る。ここでは何か一つでも物を盗むと、その場で処刑される決まりだったのだ。しかし先に盗みがバレてしまい、ジェイクたちは警備員たちに囲まれる。それを救ったのはニューバーンと言う町から来た男たちで、その中にはヘザーの友人テッドもいた。力を合わせ、共にブラックジャックから脱出できたジェイクたちだが、結局 部品は手に入れられなかった。するとヘザーはニューバーンには部品を作る設備があると言い、ジェイクにしばしの別れを告げてテッドたちと共に去って行く。
ロジャーとの生活を始めたエミリーは、彼の様子が少しおかしいことに気づく。まだショックから立ち直れていないだけだろうと考えていたのだが、話を聞いてみるとロジャーは光について話し始める。核爆発のあと、ロジャーは目の前に現れた美しい光に導かれ、今日まで生きてこられたのだと言う。恍惚とした表情で光について話すロジャーを見たエミリーは、その胸に一抹の不安を覚えていた...。
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