2008年1月30日

Jericho #1.08 - Rogue River

ジェリコ 閉ざされた街』 シーズン1 第8話 「危険な旅」

ようやくローグ・リバーという町に着いたジェイクとエリック。すでに町は無人になっており、FEMA(連邦危機管理局)によって生存者は避難させられたのだと分かる。そして二人が目的の病院を見つけ近寄ろうとした瞬間、何者かが病院の上階から狙撃してきた。それを間一髪でかわした二人が病院のロビーに逃げ込むと、そこは射殺された患者の死体だらけ。その中にはレイヴンウッド(Ravenwood)と呼ばれる傭兵部隊の死体も混じっていた。いったいここで何が起こったのか? 恐る恐る階段を上りながら、薬を分けてもらいに来ただけだと説明する二人。やがて狙撃者もこちらにおびえていると気づいた二人は、安心させるため銃を捨て、丸腰で相手の前に姿を見せる...。

義父ジョンストンの容態は変わらず、医師でありながら何もしてあげられないエイプリルは自分を責める。そして意識のないジョンストンに、まだエリックにも言っていない秘密...妊娠したことをそっと耳元で打ち明ける。ジョンストンの見舞いに来ていたヘザーは、前に生徒が電気を使わず氷を作る方法を研究発表したことを思い出す。せめてジョンストンの熱を冷ましてあげようと、ヘザーはエミリーたちの協力を得て氷を作ろうとするのだが...。

保安官を連れてホーキンズの自宅を訪ねるグレイ。ホーキンズをテロリストだと疑うグレイは、その家族にも事情聴取を繰り返す。打ち合わせどおりにそれをうまくかわす一家だったが、地下室を探っていた保安官がFBIの身分証を発見した。ホーキンズは自分がFBIの潜入捜査官だと明かし、テロリストらしき人物がジェリコにいると分かったため、捜査に来ていたのだと説明した。

狙撃者はレイヴンウッド部隊のランディーという男だった。ジェイクはイラクにいた時、他のレイヴンウッドの連中と知り合いだったと話す。ジェイクを信じ警戒を解いたランディーは、この病院で起こったことを話し出す。もともと自分たちは政府の依頼で住民の避難を手伝いに来た。だが、やがて仲間たちが略奪を始め、邪魔になる患者を皆殺しにした。それを許せなかった自分は仲間を裏切り、病院を守る側に回ったのだと。そして病院にはケンチーという名の医師も残っていた。薬を手に入れた二人が帰ろうとした時、レイヴンウッドの残党が姿を現した。ランディーは奴らの足止めをするために残ると言い、二人はケンチーを連れて脱出する。

ケンチーと薬のおかげでジョンストンは一命を取り留めたが、エリックは免許証の入った財布を病院に忘れてきたことに気づく。それを聞かされたジェイクは、ランディーが奴らを始末したはずだと言って安心させるのだが...。

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