Jericho #1.04 - Walls of Jericho

『ジェリコ閉ざされた街』シーズン1 第4話「デンバーから来た男」

こんな状況の中でも、普段のように憩いの場であるバーに集まって来るジェリコの住民たち。だがそれはお酒を飲むためだけではなく、町でただ1台だけ衛星放送を受信できるテレビに何か映るのではないかと期待してのことだった。しかし自家発電が切れてしまったため今日はもう閉店、家路につく客の中にはジェイクの姿もあった。その帰り道、薬局に侵入した不審者を捕まえるジェイクだが、その男は核爆発で被爆したらしく火傷を負っていた。病院に担ぎ込まれた男はヴィクターと名乗り、「ヤツらが来る」と呟くと意識を失った...。

バーの女主人であり愛人であるメアリーから自家発電機用のガソリンを調達して欲しいとせがまれたエリックは、医師である妻エイプリルから病院のガソリンを分けて貰おうと考える。もちろん愛人のためとは言えずテレビのためだと説明するが、病院の自家発電の方が大事だと拒否されてしまう。エリックが必死でメアリーのためにガソリンを探している間に、ジェイクはガソリンスタンドで大量のガソリンを仕入れて病院の発電機に補給する。

線路伝いに歩いていたデイルは、食料を満載した貨物車が放置されているのを発見。バイトをしている雑貨屋に密かに食料を運び込む。非常時ということで商品を徴収されてしまっていた店主のグレイシーは、デイルの気遣いに感謝する。その後、デイルはスカイラーの屋敷のパーティーに向かうが、友だちの前で体裁を保とうとするスカイラーに帰って欲しいと言われてしまう。

人手不足のため臨時的に保安官に任命されたホーキンズ。行方不明のシェップの車が見つかった現場に向かうと、病院に担ぎ込まれたヴィクターという男が乗って来たらしいと聞かされる。車に残されたヴィクターの免許証を見たホーキンズは、一瞬表情を変えるがすぐに平静を装った。

病院に向かったホーキンズは、ヴィクターがシェップを殺して車を奪ったように思わせ、ヴィクターを無理に覚醒させて事情を聞くことをエリックに許可させる。どうしても同席するというジェイクを仕方なく病室に入れるホーキンズ。目覚めたヴィクターは、デンバーから生存者を率いて来る途中で捨てられたシェップの車を見つけたと言う。そして、町外れの湖にまだ残っている仲間を助けに行って欲しいと。薬を持って来てくれとジェイクを病室から出すと、ヴィクターと二人きりになったホーキンズはなぜ命令に反して生存者を連れて来ようとしたのかと詰め寄る。するとヴィクターは「裏切者がいたからだ」と答えて息を引き取った。そんなこととは知らず、ヴィクターの遺志を継ごうと考えたジェイクはボランティアを募って湖へと向かうのだが...。

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