The Lair #1.03
『ザ・レアー(仮題)』 シーズン1 第3話
昨夜ジョナサンが行ったと思われる The Lair を訪ねることにするトム。ローラは保安官に知らせた方がいいと言うが、トムはまず自分で真相を確かめたかった。店内でフランキーを見つけたトムは、ペンダントを返しに男が来ただろうと詰め寄る。しかし、フランキーは何も知らないと答え、早くここから立ち去れと忠告する。二人が揉めているところにコリンが現れ、トムは店からつまみ出されてしまう...。
ようやく家に戻ったローラは、恋人ジミーから帰りが遅いと責められ、暴力を振るわれる。顔にアザが残るほど殴られたローラは、意を決して家出する。
店内での騒ぎを知ったダミアンは、コリンが渡された名刺を見て、トムが新聞記者だと知る。色々嗅ぎ回れると面倒だと、ダミアンはその名刺に "念" を送り、トムに自殺するよう暗示をかける。その時、家でくつろいでいたトムは、自分の意思に反し、勝手に体が動いてしまう。
トムの家を訪ねて来たローラがドアを開けると、ちょうどトムが首を吊って苦しそうにもがいていた。間一髪で助けられたトムは、自分が魔術のようなもので誰かに操られていたとローラに話す。何か分かるかも知れないと、二人はまだ病院にいるジョナサンの元に向かう。
病院でトラウト保安官に会った二人は、信じられないことが起こったと話す。すると、トラウトは今はどんな奇妙な話でも信じられると言い、エリックの遺体が生き返り、自分の足で歩いて病院を抜け出したことを逆に二人に教える。そして捜査のヒントになるかも知れないと、ジョナサンの手の甲にブラックライトを当てると、ドクロのスタンプが浮かび上がった。それはトムの手の甲についているものと同じ、The Lair に入る時に押されるものだった。
この一連の事件には魔術のようなものが絡んでいると、トムとローラがトラウトやベルモント医師に説明している時、ジョナサンを自らの手で始末するため、ダミアンが院内に忍び込んでいた...。
あれ? わざわざエリックを生き返らせたのは、てっきり同じ病院内のジョナサンを殺させるためだと思っていました。でも、エリックは The Lair に呼び寄せられて仲間の "お相手" をさせられるだけ。で、ダミアン本人が危険を犯して自ら病院に潜入って...意味わからん。
全6話のうち、今回でちょうど半分の第3話まできました。関連シリーズの 『Dante's Cove』 をB級独特の面白さがあると例えるならば、こちらの 『The Lair』 はZ級特有の面白さだと言わなければなりません。ですので、どなた様にでもお勧めできるようなモノではありません。どこがどうアレなのかと長々と説明するのは面倒なので、簡単に言いますと...シリーズ通しての監督・脚本がフレッド・オーレン・レイ (Fred Olen Ray) です。← これだけで分かる人には分かってもらえるかと(笑
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