Dante's Cove #2.04 - Spring Forward
『ダンテズ・コーヴ（仮題）』 シーズン2 第4話
古びた一枚の紙を見ながら辛い過去を思い出しているダイアナ。この紙は父が母に殺される少し前に、自分に託したものだった...。魔法には女系の月 (Moon) と男系の太陽 (Sun) があり、ダイアナは太陽の魔力が強かった。しかし母は自分と同じ月の魔力を持ったグレイスを後継者にするため、ダイアナを亡き者にしようと企んでいた。それに気づいた父に匿われたおかげで、ダイアナは生き延びることが出来たのだ...。
掃除婦として雇っているヴァンが部屋に入ってきたため、慌ててその紙を隠すダイアナ。だが、ヴァンはそれに気づいていた。そして、部屋に飾ってある壊れた人形も、かつて夢で見たことのあるものだった。掃除をするふりをして、紙と人形をこっそり持ち帰る。しかし、紙に書かれた文字が読めず、グレイスに見せてみると、まだ理解するには早すぎると言って取り上げられてしまう。
トビーやミシェルが働くバー "H2eau" のオーナーであるマルコは、何でも屋カイから儲け話を持ちかけられる。ここでバーの客相手にドラッグのセイントを売らせてくれと言うのだ。ドラッグ嫌いのマルコはカイを追い返すが、すでにアダムがセイントを持ち込んでミシェルにも使わせていた。セイント中毒がひどくなったアダムは、コリンという男が営むセックス・クラブにも入り浸るようになる。心身ともにボロボロとなったアダムを心配したトビーとケヴィンは、献身的な努力でアダムを中毒から抜けさせることに成功する。一方、セイントのせいで幻覚が激しくなったミシェルはヴァンに助けを求める。だが、自分が関わればまた悪影響が出るかも知れないと考えたヴァンは、あえてミシェルを突き放すのだった。
以前アダムを尾行し、セイントの元となる植物の生える泉を発見していたヴァンは、その水に触れた途端、魔法の書の今まで読めなかったページが理解できるようになったことに気づく。取り上げられたあの紙も読めるかとグレイスの家に忍び込んだヴァンは、その紙が儀式について書かれたものだと知る。その儀式の際、必要とされる膨大な魔力を補うため、魔女は弟子のパワーを吸い取るとのことだった。自分がただ魔力の予備タンクとしてグレイスに利用されるだけだと知ったヴァンだったが...。
公式サイト http://www.dantescove.com/
Dante's Cove - The Complete Second Season
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