Dante's Cove #2.02 - Playing with Fire
『ダンテズ・コーヴ(仮題)』 シーズン2 第2話
トビーの危機に駆けつけたヴァンは魔法でアンブローシャスを水平線の彼方まで吹き飛ばすが、誤ってコリーまでも一緒に飛ばしてしまう。沿岸警備隊に連絡してコリーを助けて貰おうとするヴァンだが、魔法で友人を飛ばしてしまったなどと警備隊に説明が出来ないとトビーに止められる。落ち込んで部屋に戻ったヴァンに、ミシェルはこのダンテの入り江から離れようと提案する。ヴァンがおかしくなったのはこの土地のせいに違いなく、私を愛しているなら一緒に来て欲しいと...。
ミシェルを失いたくはないが、ここから離れることは出来ない...魔法のことを忘れてくれるようミシェルに記憶操作の魔法をかけるヴァン。その頃、海岸でジョギングしていたアダムがコリーの水死体を発見。その葬儀に集まって来るホテル・ダンテの住人たち。ミシェルに話しかけたヴァンは、不思議そうな顔をされ驚く。魔法が効きすぎたのか、それとも何かが間違っていたのか? ミシェルは魔法のことだけではなく、ヴァン本人のことをもすっかり忘れてしまっていた。それをヴァンから聞かされ驚くトビー。さらに二人は参列者の中にアンブローシャスの姿を見つけ、一筋縄では倒せない相手だと思い知る。
ミシェルの記憶を元に戻す魔法はないか? 以前、魔法の書を見つけた資料館に行けば何か分かるかも知れない。だが新しく出来たダイブショップのオーナーであるダイアナが資料館を買い取り、閉鎖したため中に入れない。ダイブショップに向かったヴァンはダイアナに交渉するが、改装中のため中に入れることは出来ないと断られてしまう。そしてその店の前ではミシェルがダイビングインストラクターのブリットといちゃついていた。二人の間に割って入ろうとするヴァンだが、ミシェルからストーカーのように思われてしまうだけだった。
ヴァンが去ったあと、ダイブショップに挨拶に現れたアンブローシャス。グレイスによってホテル・ダンテの地下に監禁されていた時、アンブローシャスに密かに魔法を教えたのがダイアナだったのだ。そしてその時、魔女は娘が生まれたら、その子の魔力を強めるための生贄としてその父親、つまり自分の夫を殺すとも教えられた。もしグレイスと結婚すれば、カマキリのオスのように利用され、殺される運命だと...。ダイアナは私との関係をもし誰かに話した場合は、一瞬でお前を灰にするとアンブローシャスに改めて釘を刺す。
もっと魔法を知りたいと考え、魔法を教えて欲しいとグレイスに頼むヴァン。するとグレイスは何か美味しい見返りが無いと教えられないと条件をつける。夢や幻覚でグレイスの過去を見ていたヴァンは、アンブローシャスを取引のネタに持ち出す。自分の親友であるトビーの恋人ケヴィンに魅了の魔法をかけ、虜にしようとしているアンブローシャス。その魔法を破る魔法を使えばトビーも助かり、アンブローシャスの関心もグレイスに向くはず。ヴァンはその魔法が自分の持つ魔法の書に載っているが、二人で唱えないと効力が無いと教えるのだった...。
ヴァンの魔法のおかげで、アンブローシャスの誘惑を断ち切ることが出来るようになったケヴィンは、いつまでもトビーの世話になっていては悪いと、何でも屋カイの下で働き始める。だがケヴィンはそこで同僚の男に関係を迫られる。恋人がいるからと断っていたのだが、男の愛撫につい反応してしまうケヴィン。それを目撃したトビーはショックを受け、ミシェルの時のように魔法が間違っていたのではないかとヴァンを責める。こうして、数年来の親友であったトビーとヴァンの間に、初めて亀裂が生じるのだった...。
公式サイト http://www.dantescove.com/
Dante's Cove - The Complete Second Season
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