Primeval #1.06
『恐竜SFドラマ プライミーバル』 シーズン1 第6話 「未知なる獣」
人間の行方不明事件が相次ぐ中、アビーの勤める動物園ではライオンが檻から消えた。ニックたちの前に姿を現したヘレンは、凶暴な肉食生物の仕業だと忠告する。見た目は大きなサルのようで知能は人間のように高く、動きも素早いため捕らえることは出来ないと。そんな生物は見たことも聞いたこともないと言うニックに、ヘレンはそれは過去ではなく未来から来た生物だと答えた...。
未来から来たプレデターと名付けられたその生物について、ヘレンが何か隠しているのに気づくニック。ヘレンは、ちょうど自分がいたペルム紀 (二畳紀 = 約2.5~3億年前) に、時空の亀裂を通って未来からプレデターが来たらしいと言う。そしてヘレンが観察しているのに気づいたプレデターに襲われ、別の亀裂から現代に逃げ込んだ。プレデターは逃げたヘレンを追って現代に現れたのだった。
プレデターが聴覚を頼りに行動していると気づいたコナーは、コウモリが進化したものと推測。それを基に巣を発見すると、プレデターの子供が何匹も生まれていた。巣に帰って来たプレデターに襲われ、次々と殺される特殊部隊。ニックは子供を人質にして、どうにかプレデターを倒すことに成功する。
残されたプレデターの子供たちをどうするかと議論するニックたち。ヘレンはその子供たちが、未来に通じる亀裂を発見する道具に使えると言う。確かに今までの経験で言うと、現代に迷い込んだ恐竜たちも本能的に亀裂を通り、本来自分たちが属する時代に帰ろうとしていた。一旦、ペルム紀にその子供たちを連れて行き、そこから未来へ通じる亀裂を探させるのだ。
ニックを好きになってしまっていたクローディアは、ニックがヘレンと共に危険な旅に出るのには反対だった。それに悪夢だけではなく、起きていても恐ろしい幻覚をよく見るようになっていたクローディアは、ニックにもう二度と会えないような気がしてならなかった。クローディアはジェイムズらが見ているのもはばからず、ニックに抱きつき熱いキスを交わす。
亀裂を通りペルム紀に現れたニックたち。そこでヘレンが記念に写真を取って欲しいとニックにカメラを渡す。カメラを構えたニックは、ふとこの構図をどこかで見たのを思い出していた。初めて亀裂を通った時、その世界で発見した白骨遺体と古びたカメラ。現代に持ち帰ったカメラを現像して出来た写真が、今自分が撮ろうとしている写真だったのだ...。
一方、現代ではスティーヴンらにプレデターを解剖してオスだと判明したと報せが入る。では、あの子供は一体? もう一匹メスのプレデターが現代に来ていたのか? その時、ニックたちが入って行った亀裂に黒い影が飛び込んだことに誰も気づいていなかった...。
いやいや、これで終わりではなくて、このあとトンデモないことが起こりますが、ネタバレなので伏せておきます。ちゅーか、今回はシーズン・フィナーレで、この続きが観られるようになるのは、早くても1年ぐらい先のようです。うむぅ、間が空きすぎですよ...ブランクはせめて半年ぐらいにして欲しい。
日本盤DVDがついに発売!(タイトルが『プライミーバル 恐竜復活』に代わってますけど)
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