Primeval #1.03
『恐竜SFドラマ プライミーバル』 シーズン1 第3話 「海の怪物」
プールで泳いでいた男性が突然姿を消した。急にいなくなった恋人を探していた女性は、ワニのような巨大生物が泳いでいるのを見た...。その女性から話を聞いたニックとクローディアは、また恐竜が現れたと知るが、話を信じない警察は女性が恋人を殺害したとして逮捕する。無実の女性を放っておけないニックだが、クローディアの上司ジェイムズは、恐竜の件は表沙汰には出来ないと言い、女性を救おうとはしなかった。
数日後、貯水池で発見された謎の巨大な糞から、プールで消えた男性の残骸が見つかった。今度は貯水池の中に時空の亀裂が現れたのだ。特殊部隊のダイバーらと共に池に潜ったニックとスティーヴン。しばらく進むとやはり時空の亀裂があり、ダイバーの一人がそこに吸い込まれるように入ってしまう。
その頃、水辺で調査をしていたコナーとアビーの前に恐竜が姿を現す。それはモササウルス (Mosasaur) だった。襲われたアビーを助けようと、ボートのオールでモササウルスを殴るコナー。負傷したモササスルスが時空の亀裂に逃げ込むと同時に、その亀裂も消滅してしまった。
時空の亀裂も消え、恐竜騒ぎも収まったと喜ぶジェイムズ。だがその時、とある住宅の地下室に現れた時空の亀裂から浸水し、貯水池で消えたダイバーの遺体が浮かび上がっていた。遺体の手首に巻かれていたハンカチのイニシャルを見たクローディアは、それがニックの妻ヘレンのものだと気づく。ヘレンが生きているのを隠していたのかと、ニックに詰め寄るクローディア。しかし、ニックもハンカチを見せられる今まで、確信は持っていなかった。
もしヘレンが生きているなら、時空の亀裂について我々よりも詳しいはず。そう考えたジェイムズは、ニックに亀裂の向こう側に行き、ヘレンを連れ帰るよう命令する。自分一人で向こうに行き、もしヘレンが来るのを拒んだ時は無理強いはしない。そう条件をつけ、地下室の亀裂を通り抜けたニックは、太古の海中に姿を現した。
やがてヘレンの姿を発見したニックだが、死んだと思っていた妻と8年ぶりに会い複雑な思い。ニックは、一緒に現代に戻るよう説得する前に聞きたいことがあった。なぜこの8年もの間、姿を隠していたのかと...。ヘレンの返事を聞いたニックは、一人で現代に戻ることにした。だが、再び海に潜ったところで、ニックはモササウルスに襲われる。異常に感づいたスティーヴンが、亀裂の向こう側から命綱を手繰り寄せる。
しばらくしてニックが意識を取り戻すと、そこは現代だった。とりあえずニックの無事を喜ぶコナーたちだったが、急に周りが慌ただしくなる。何事かと顔を上げたニックが見たのは、特殊部隊によって無理やり連れ戻されたヘレンの姿だった...。
日本盤DVDがついに発売！（タイトルが『プライミーバル 恐竜復活』に代わってますけど）
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