2005年7月12日

Sea of Souls #1.04 - Possession, Part 2

シー・オブ・ソウルズ(仮題)』 シーズン1 第4話

ジョージナの母エレンに事情を聞くと、ジョーの話と合致した。ジョージナはスペイン語を勉強していたし 『フレンズ』 の大ファンだった。そしてジョージナが失踪したのは、ジョーが生まれた日だったのだ。ジョージナの担任教師に話を聞いたアンドリューは、ジョージナが父親に虐待されていたらしいこと、トーマスというあまり評判の良くない恋人がいたことを知る。

少しでも娘の情報が欲しいと、エレンが逆にダグラスたちの泊まるホテルを訪ねて来る。だが、ジョージナ本人にしか分からないことを色々と知っているジョーを気味悪く思い始める。そこでダグラスは、ジョーがジョージナの生まれ変わりらしいと打ち明ける。「生まれ変わり」と言うことは、娘は死んだと言うこと。そんなことは認めたくない、娘は今もどこかで生きているはずと、エレンはショックを受けて帰ってしまう。

暫らくすると今度はジョージナの父オーガストが現れ、娘が生きている証拠だと言い絵葉書を見せる。だいたい半年毎に送られてくるらしい。しかしエレンは絵葉書のことなど何も言わなかったとダグラスが問い詰めると、妻は気が動転して話し忘れただけだろうと言う。

ジョーに改めてジョージナの居場所を尋ねてみるが、誰かに傷つけられ、水の中にいるとしか答えない。ダグラスたちは事情を聞くためトーマスを訪ねる。今でも町の人々からジョージナを殺したと疑われているトーマス。しかし自分は絶対にやっていないと言う。あの日、本当はジョージナと一緒に駆け落ちするはずだった。ジョージナは、厳しい父親から逃げたがっていたのだ。しかし、二股をかけていたもう一人の彼女が妊娠してしまい、トーマスは町に残ることにした。待ち合わせ場所だった湖のほとりでそれを告げると、ジョージナは狂ったように怒り出した。それでトーマスはジョージナを一人残しその場から去ったのだと言う。

トーマスが犯人ではないとすると、次に怪しいのはオーガスト。絵葉書もそれを誤魔化すために自分で偽造しているのではないか? ダグラスは地元警察に今一度ジョージナの遺体を捜索するよう依頼する。しかしあの広い湖のどこを探せばいいのか? するとジョーが桟橋の近くだと言う。そしてジョーが言った通りの場所でジョージナの遺体が見つかった。

ジョーの噂を聞き、トーマスがホテルに乗り込んで来た。そして、ジョージナを殺した犯人を教えろと騒ぎ立てる。しかしジョーが「お前がしたことは全部覚えているぞ」と言うと、トーマスは逃げ出してしまった。息子の身に危険が及ぶのではないかと心配になったケイティーは、早くこの町から離れたいと言う。だがその前にもう一度だけ事情を聞いておきたいと、ダグラスたちはエレンを訪ねる。すると納屋でオーガストが首を吊って死んでいた。娘の遺体が発見されて観念したのか? それで自殺したのだろうか? しかしエレンは夫が娘を殺すはずが無いと言う。確かに厳しすぎたが、それは娘を愛しているからこそ。自殺したのは、娘の死を受け入れられなかったせいだろうと...。

ケイティーとの約束通り、ホテルに戻って帰り支度をしていたダグラスたち。しかし目を離した隙にジョーの姿が消えていた。ジョーは一人でジョージナの家に戻っていた。そしてエレンを責めていた。ジョージナが父に折檻されていたのを、いつも見て見ぬ振りをしていたと。

ジョージナの家でジョーを見つけたダグラスたち。そして庭で絵葉書の燃えカスも発見する。エレンは絵葉書を偽造していたのは自分だと白状する。夫に娘が生きていると希望を持たせるためにしていたのだと。オーガストが犯人でないのなら、やはりトーマスなのか? 急にジョーが、トーマスに首を絞めて殺され、湖に捨てられたと話し出す。それを警察に通報するダグラス。部屋で二人きりになったジョーとエレン。するとジョーがエレンに睡眠薬を飲んで自殺するようそそのかす。それを見てしまったダグラスは、慌てて検視官にジョージナの死因を尋ねる。その答えは、死因は絞殺ではないと言うものだった。

あの日、駆け落ちのことでトーマスとジョージナは喧嘩になった。そしてジョーの言う通り、トーマスがジョージナの首を絞めたのだろう。だが、それでは死ななかった。息を吹き返したジョージナは、愛する者に裏切られ、絶望して自ら湖に飛び込んだに違いない。そして今、自分を救ってくれなかった者たちに復讐しようとしているのだ。ようやくそれに気づいたダグラスだったが...。

Sea of Souls - Series 1
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