2005年3月23日

Wonderfalls #1.03 - Karma Chameleon

『ワンダーフォールズ(仮題)』 シーズン1 第3話

母カレンの新刊が出版された。だが、その後書きを読んだジェイはショックを受ける。父や姉、兄の事は詳しく紹介されているのに、自分は「24歳の末娘」としか書かれていなかったのだ。いつものバーで一人やけ酒を飲むジェイだった。その頃、バーの駐車場に一人の女がジェイのサイフを調べていた。さっきバーでわざとジェイにぶつかり掏っておいたのだ。しばらくしてジェイがバーから出てくると、女はジェイを盗撮する。
翌日、WONDERFALLSは観光客が殺到して大忙し。そんな中、昨日の女がジェイを訪ね、お金に困ってサイフを掏ってしまったと謝りに来る。お金は少し減っていたけど、サイフは無事戻ってきたし、相手は本当に困っている様子。それにカメレオンのぬいぐるみが「彼女を助けろ」と言うので、ジェイはそのビアンカと名乗る女を許す事にする。二人が話しているのを見てサボッてると思ったマネージャーがジェイを注意する。それに驚いたビアンカはTシャツの束をひっくり返してしまう。慌ててTシャツをたたみ直す手際の良さを見たマネージャーは、ビアンカを店員に採用する。仕事を教えるうちに仲良くなり、ジェイも新しい友達が出来たと喜ぶのだったが・・・。
数日後、ジェイはビアンカを見て驚く。髪の色や髪型を変え、ジェイそっくりになっていた。それはマネージャーや父ダーリンまでもが、つい間違ってしまう程だった。気持ち悪いから止めてと頼むが、ビアンカは言う事を聞かない。そしてビアンカの行動はエスカレートしてくる。ジェイの名前が入った店の制服を着てバーに現れ、エリックに親しげに話しかけたりする。ジェイは 『ルームメイト (Single White Female)』 と言う映画を思い出す。あの映画みたいに、ビアンカは自分なりすまそうとしているのでは? 激しく問い詰めると、ビアンカは実はジャーナリストだと白状する。そして、ジェイのような若者を取材しているのだと言う。ジェイのように「高学歴なのに人生の目標を定められず、とりあえずお土産屋の店員になっているような現代の若者」について書いているのだと。ちょっとバカにされたようでカチンときたジェイだが、自分が有名な雑誌の記事になれば家族を見返せると思いつく。ジェイは協力を申し出て、自分や周りの事について色々と喋り始める。
翌日、出勤するとジェイはマネージャーからクビを言い渡される。ビアンカがジェイの話を書き留めたノートを見つけて読んだらしく、自分の悪口が書かれていてマネージャーが怒ってしまったのだった。クビになってしまったのはもう仕方がない。でも自分の記事が雑誌に載れば、何か新たな道が開けるかも・・・とジェイはビアンカに催促する。しかし、ビアンカは記事を書くのを止めると言う。締め切りが迫っているのにうまく書けず、こんなプレッシャー続きの生活も嫌だから、ジャーナリストも辞める事にした。それに、もう安住の地を見つけてしまったのだと・・・。
そう、ビアンカはクビにならず今も店で働いている。そしてジェイの家族にもジェイ以上に気に入られてもいる。このままでは、やはりあの映画のようになってしまう。ジェイはある作戦を思いつき反撃に出るのだった・・・。

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