2004年12月23日

Tru Calling #1.01 - Pilot

『トゥルー・コーリング』 シーズン1 第1話 「ストレンジ・デイ」

1993年。母の葬儀中、トゥルーは母の「大丈夫よ」という声を聞き、その事を嬉しそうに姉メレディスに話す。しかしメレディスは「あなたの目の前でママが殺されたのに、一体何が大丈夫だって言うの?」とトゥルーを責めるのだった・・・。
10年後、トゥルーの大学卒業式。だが、父も姉も弟も出席してくれなかった。親友リンジーに慰められ、元気を取り戻すトゥルー。そう、落ち込んでいても仕方がない。医大を目指すトゥルーは明日から病院でインターン研修が始まるのだ。
翌朝、弟ハリソンがお金を貸して欲しいと電話してきた。どうせまたギャンブルに使うんでしょうとトゥルーは断り、電話を切る。そして研修に向かうが、病院ではなく市の死体安置所へ回されてしまう。検視官のデイヴィスは今夜から夜勤してもらうと言う。メレディスとレストランで会ったトゥルーだが、バッグにコカインが入ってるのを見てしまう。もう止めたと言っていたのに・・・その事を指摘するとメレディスは怒って帰ってしまう。そこに病院から緊急の電話が入る。駆けつけるとハリソンが重症を負って運ばれてきていた。賭けポーカーの借金が払えずリンチされたらしい。ハリソンは「クラブの10があれば勝てたのに・・・」とつぶやき、そしてトゥルーがお金を貸してくれなかった事を責めるのだった。
夜勤に就くと早速遺体が運ばれてくる。レベッカという名の若い女性で後頭部に銃創。一人ぼっちで不安なトゥルーにどこからか声が聞こえてくる。レベッカの遺体に近づくとトゥルーに向かって「助けて」と叫んだ。
朝、目覚めるとハリソンがお金を貸して欲しいと電話してきた。何かがおかしい・・・。死体安置所に行くとデイヴィスはトゥルーとは今初めて会ったと言い、レベッカの遺体も無い。昨日と同じ一日を繰り返していると気づいたトゥルーは、レベッカを救うため行動に出る。リンジーに住所を調べてもらい、レベッカに会いに行くと「今夜あなたは殺される」と警告する。だが、当然レベッカはトゥルーの言う事を信じようとしない。レベッカの携帯電話の着信履歴を盗み見たトゥルーは、そこからまた相手の住所を調べ恋人のアーロンに会いに行く。レベッカが何かのトラブルに巻き込まれているのではと尋ねると、エリオットという別の男性の件だろうと答えた。今度はそのエリオットに会ってみると、妻子のある会社社長であった。確かにレベッカとは不倫関係だったがもう別れたと言う。そして、トゥルーの事をレベッカに頼まれ脅しに来たと勘違いし、もしレベッカが自分や家族に会いに来たら殺すと伝えるよう逆に脅すのだった。
レベッカの死亡推定時刻は夜10時頃。まだまだ時間はある。トゥルーはまずメレディスのオフィスに行き、気づかれないようコカインをゴミ箱に捨てる。次にポーカーをしているハリソンの所に行き、クラブの10のカードを渡す。デイヴィスに電話をかけ、後頭部に銃創がある場合、どういう状況が考えられるか尋ねてみると、ただ単に殺されたのでは無く、恐らく処刑のような感じだろうと、よっぽど相手を怒らせたんじゃないかと言った。やはり二人を会わせる訳にはいかない。レベッカがエリオットの会社に向かっていると知り、急いで後を追う。会社ではパーティーが開かれており、エリオットの妻も出席していた。トゥルーはエリオット夫妻に話しかけようとするレベッカを見つけ、その直前で食い止めた。それに気づき睨み付けるエリオットの目を見たレベッカは「もしあのまま話かけたら殺されていた」と言うトゥルーの言葉を今度は信じるのだった。
レベッカを家まで送るとアーロンが待っていた。トゥルーから何かトラブルに巻き込まれたと聞いて助けに来たと言う。しかし拒絶され、しかもエリオットの子を身篭っていると知ったアーロンはレベッカに銃を向ける。だが隙を突いたトゥルーが銃を奪い、アーロンを追い返す。これでレベッカの危機も去り、トゥルーの長い一日も終わった。
レストランでハリソンと食事するトゥルー。ポーカーに勝ったと喜んでいるが、なぜクラブの10の事が分かっていたのか不思議そうにしている。そこにメレディスもやって来る。珍しく姉弟3人が揃った事を喜んでいたトゥルーにデイヴィスから電話がかかる。後頭部の銃創の件で別の可能性も考えられる。後ろから撃たれたのでは無く、銃を口に咥えて撃ち後頭部に銃弾が抜けたとも考えられると。そう、よく自殺であるように。それを聞いたトゥルーはレストランを飛び出した・・・。

主人公は死者の声が聞こえるってのは知ってたんですが、なるほどこういう感じだったんだ。同じ一日を繰り返す事で未来を変える。被害者を助けるだけじゃなく、他の事も出来ますよね。ギャンブル好きの弟を勝たせたりw。エリザ・ドゥシュク好きだし、なかなか面白いんじゃないでしょうか。

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